名古屋の弁護士が監修!法律相談の基礎知識と解決事例

遺言

ここでは弁護士が解決した相続時に発生した遺言トラブルの事例について紹介しています。

相続時の遺言トラブルに関する解決事例

相続時のトラブルを避けるために被相続人は遺言書を用意しますが、遺言があっても相続問題が起こりうることは知っておきたいところです。遺言にまつわるトラブル事例を紹介します。

生前に作成した遺言によりトラブルを回避

最初に相談を受けた時、依頼者であるSさんは病気入院中で医師から余命30日程度と言われていました。

再婚しているSさんには前妻との間に2人、現在の妻との間に1人子供がいますが、前妻の子供と妻とが仲が悪いため、亡くなった後に遺産相続でトラブルになるのではないかと心配されていました。

お話をお聞きして急いで遺言を作成しなければならないと判断し、その場で自筆証書遺言を作成。その3日後には公証人に病院まで来てもらい、公正証書遺言を作成しました。

Sさんがお亡くなりになった後は、当弁護士が遺言執行者として遺言書の内容に従って遺産を配分することになり、揉めることなく遺産相続をすることができました。

遺言執行者を第三者にすることで解決

Uさんは生前に父親が作成した遺言の中で遺言執行者に指定されていました。子供はUさんの他に弟がいるだけです。

父親が亡くなった際にUさんから弟に遺言書通りに遺産分割をすることを提案したのですが、理由もなく反対されてしまい対応に困ったUさんが相談にいらっしゃいました。

そこで遺産と遺言執行の対象を詳細に確認してみると、遺言に記載漏れの財産があることがわかり思ったよりも多額でした。これが遺言執行の対象に該当するかどうかも問題でした。

このままUさんが遺言執行者を続けていると遺産分割の際に弟さんとトラブルになる可能性があったたため、まずUさんの代理人として弟さんに遺言執行者にならないことを伝えました。

その代わり裁判所に第三者の遺言執行者を専任してもらいました。遺言書の記載から漏れていた遺産の払い戻しを新たな選任者に行なってもらうことで、弟さんとはトラブルにならずUさんの父親が希望していた遺言執行がほぼ実現できることになりました。

事前に遺留分放棄をしてもらい遺言作成

Oさんには2人の息子がいますが、何十年も経済的な面、生活の面で長男から援助してもらってるので唯一の財産である自宅は長男に相続させたいと考えていらっしゃいました。

このまま遺言が無ければ、自宅は長男と次男の半分ずつ相続することになり、遺言書を作成したとしても次男に4分の1は遺留分として残ります。

そこで次男に対してOさんの意向と長男が今後も面倒を見るという説明をして遺留分放棄をすることに納得していただきました。これで遺言の通りに遺産相続できることが確定しました。

ピックアップ!法律事務所・弁護士

名古屋北法律事務所

長谷川一裕弁護士プロフィール

東京大学法学部卒業。1985年弁護士登録。名古屋南部法律事務所、名古屋法律事務所を経て、2001年に名古屋北法律事務所を開設。現在は愛知県弁護士会憲法問題委員会副委員長を務める。愛知県弁護士会所属。

長谷川一裕弁護士(名古屋北法律事務所)
所在地 愛知県名古屋市北区平安2-1-10
第5水光ビル3階(きた事務所)
アクセス 名城線・上飯田線平安通駅 徒歩すぐ
業務時間 平日/9時00分~18時00分(電話受付)
ホームページ http://www.kita-houritsu.com/

※所属弁護士が積極的に相続問題に関わっている名古屋北法律事務所。相続や遺言、成年後見といった事例に真摯に向き合って対応しています。

ページの先頭へ